校 歌
 作詞された 第十七代 村上 昇 校長先生は校歌についての回顧を落合小学校百年誌(1995)の中で次のように述べておられます。(一部抜粋)

「校歌の必要を感じて」
 昭和二十二年秋、全学年の音楽会を開きましたが、そのとき校歌を発表致しました。
当時は戦後間もない時であり、学用品も極端に欠乏していました。
教科書もあちらこちらを墨で塗り潰して使用していました。
戦時中にできた教科書なので新しい時代に副わない内容がありました。
今では到底信じることができないことであります。
村にも町にも大人の歌が流れ児童も大人の歌を歌っていました。
児童に歌を与えてやりたいという、切実な願いがありました。
職員のみなさんともはかり作詞しました。
作曲は落合中学校の柳原先生にお願いして立派な曲が出来ました。
昔の「落合」と言えば二ケ城山太田川がすぐ頭に浮かびます。
歌詞一番には、落合の自然と人情の厚さを表しました。(すいらん「緑色の連山」)
歌詞二番は、美しい自然と生活環境の中で学ぶ児童の幸福を願ったものです。
歌詞三番は、激しくかわる変動時期にあって我々の進み方を表しました。
校歌制定の時から四十余年を経過致しました。
当時としては今日を予想できなかった事でした。まことに感慨無量なものがあります。
落合小学校は心の故郷として、今もはっきり心の中に残っています。
今後ますます発展されますよう祈り、保護者の皆様がいよいよご健勝にご活躍のほどを祈っています。
この画面下には制定の
いわれが書いてあります